食育における 食材のこだわり

一言に安心安全な食材と言っても、今こうした食材にめぐりあえることは、そのこと自体なかなか難しく貴重なことです。
日本は急激な経済発展と共に食料の需要も拡大し、それを補って余りある食料を日本独自の技術力や外国からの輸入でまかない、今では年間220万トンもの食料を廃棄するまでの国になってしまいました。
しかし、こうした大量の食品を製造する過程で、近年問題になっている添加物や農薬をさまざまな場面で使ってきたことが、今多くの人の健康を奪ったり、脅かすようになりました。
便利さと引き替えに大きなリスクを背負わされたわけです。
とは言え全ての食材を100%安全なもので揃えることは、時間的にも経済的にも何より物理的に無理があります。そこで、これからは現状で出来ることから子どもたちのためになるべく自然に近い食材をとり入れたいというやさしい気持ちと同時に、健康に対する危機感の両方の気持ちを持って、食材にこだわっていきたいとおもいます。
どうかナチュラルで体に心に健康に良い食材にまつわる良い情報があるときは、ぜひ教えて頂きたいとおもいます。
子どもたちのためにもみんなで協力して食育しましょう。


こだわりの基本調味料 食材



 人間の体の70%は水で出来ているといわれます。
つまり、体に良い水であることは健康である事とおいしい料理作りに直接結びつきます。
人間の細胞のすみずみに良質な水がいきわたると、活性化され老化防止にもつながります。
食材も同じで特に野菜は水に浸すだけでも活きいきします。
特に粒子が細かく細胞へ吸収がスムーズな電解還元水は、料理に使うと素材のうまみを引き出します。 また残留農薬や添加物などを一部取り除く効果もあります。




 天然塩は、純度は90%以下ですが天然の成分が含まれているため味も純度99%の食塩(薬品の域)の塩辛いに対してマイルドでほのかな旨みがあります。
岩塩はお肉など陸の食材海水ベースの塩はお魚など海の食材と相性が良いのですが、予算も考え合わせ食塩も含め用途で使い分けます。


砂糖

 塩と同じで、天然の砂糖は食物繊維など天然成分があることで味もマイルドです。
胃にもゆっくり吸収されるため子どもにも負担が少ないんです。
上白糖は精製され負担が大きいのですが、子供が大好きなジュース・ケーキ等驚くほど大量に使われています。黒砂糖など天然糖を活用します。


豆腐

 大豆は鹿児島産を中心に九州産を使用し、にがりも天然のにがりを使用し、濃度のある美味しい豆乳で手作りのうまみのあるおいしい豆腐をつくります。



牛乳

 瞬間的に蒸気で殺菌する手法で、栄養分の損傷の少ない、そして乳脂肪率の高いおいしい牛乳です。容器の紙パックも通常3層であるのに対して、アルミニュウム箔を含む5層の紙パックの容器を使用します。
これにより光・酸素・臭いを遮断し、酸化・劣化が少くなりました。
安全性の高いおいしい牛乳です。


たまご

 生産者様の自家農園の無農薬野菜・無添加の自家配合の飼料とマイナスイオン水を毎日与えられた健康な地鶏。敷地や鶏舎は炭を敷きつめ、土や空気を清潔に保ち、厳しい管理システムで採卵・洗浄されたおいしいたまご。


お肉

 主に鹿児島県産の新鮮な生肉を使用します。公立の給食センターでも使用されている安全性の高い鮮度の良いおいしいお肉です。


お魚

 HACCP(ハセップ)世界基準の高度に安全性を認めらた工場で加工された魚の切り身を主に使用します。この切身は骨抜き加工が施されており、なんとレントゲン検査で確認するほど徹底しています。安全なおいしいお魚です。