早寝早起き朝ごはんで生活リズムを作る

食生活の大黒柱 朝ごはんは健康維持のスタートです。



・夜型生活の悪影響

 近年、夜型生活の影響で、朝起きれない子どもが増えています。
朝食を食べない、または少ししか食べない子どもが段々増えて心身の発育に対する様ざまな悪影響が問題視されています。       

・朝ごはんで脳が活性化

 脳を動かす唯一の栄養素、ブドウ糖は脂肪と違い体内に蓄えておくことが出来ないため、夕食で摂取した分は睡眠中にすべて消費され、朝起きたときには誰でもエネルギー不足になっています。 そのため、朝食を抜くとブドウ糖が補給されず脳の働きが鈍くなります。 
体温もあがらないため、眠さやだるさを強く感じるようになります。
当然集中力がなくなり、運動するとすぐに息が切れてしまいます。 
逆に朝ごはんを食べれば脳にブドウ糖が活発に供給され、集中力や記憶力がアップします。

・生活リズムを整える

 1日の長さは24時間ですが、人間の体内時間は25時間周期です。
このズレを修正してくれるのが朝食をとる事や朝日を浴びることなのです。 
夜更かし、朝食抜きの生活が続くと海外旅行の時差ボケのように体内リズムが崩れてしまいます。また腸の働きは朝の時間に最も活発になります。早寝早起きして朝ごはんをキチンと食べましょう。    

・早寝、早起きするための快眠の演出

 朝、落ち着いて食卓に着くための早起き、気持ちよく目覚めるための早寝、これが朝ごはんへの食欲につながります。
深夜まで眠くならない、食べる時間がない、食欲がわかないなどの原因はそこにつながる生活習慣を改善することで解消します。
快眠のための第一歩は、日中に適度な運動をして、夕食後はなるべくゆったりと過ごすこと。今の子どもは外で遊ぶ機会が減った代わりにテレビを見たり、ゲームをしたり脳を活発に働かせることが増えたため寝つきがどんどん悪くなっています。
眠りが深くなるように、夕食を早く食べる、寝る前のお風呂は少しぬるめにする、寝室を暗くするといった演出も大切です。
朝食をキチンととる時間を確保するためには、 夕食作りのときに、できる限り朝食の準備もしておくことがポイントです。
どんなに忙しくても、あまり食欲がわかなくても、とにかく毎朝食べ物を口にする習慣を身に付けることが大切。ただし、甘いお菓子や清涼飲料水だけというのは 無気力やイライラ の状態になりやすい危険性があり、肥満や体調不良の原因となるので、 朝ごはんには不向きです。